ラーメンズ第11回公演のビデオを観ました。笑う。痛切ない。軽くへこむ。憧れはいつまでも憧れ。松本大洋の「ピンポン」を思い出した。ヒーローを求めて、というところでだと思う。
マーチンとプーチン2という演目があって、これが何だか意味がない。こんな意味のないものをすごく綺麗に構成している。リズムと勢いだけのはずのものを、だからこそなのかもしれないけれど、鮮やかに。
一つの演目の構成が上手くて、それでいて全体の構成でも「ああ」と思わせる。そこら辺のことで「アート」とか言われるんだろう、とかは、観るにあたってはあんまり意味ないか。とにかく面白かったです。