http://d.hatena.ne.jp/nisinao/20040502#p1
5/2で触れた『Papper Runner』について少し。どうもあんまり評判がよくないらしく(あくまで「らしい」なんですが)「ん?」と思ったので。自分のグダグダな頭で考えたところ、これは乱暴に言うと、たぶん「アート」を求めてきたのに「エンタ」をやってこられた、ということではないかなと。「知的」を求めてきたのに「バカ」をやってこられたというか。
僕はこれだけベタなネタ(かぶせの連続など)なのにも関わらず飽きさせず、言わば単純な「恥ず!」って感じの展開(≒吉本的)にも逃げず、バランスの良く一つの話を作ってきたことに高い評価をしているわけなんですがどうなんでしょう。まあ、他の小林氏プロデュースの公演を観ていないのでなんとも言えないんですが(言ってるけど)。
一緒に観にいった(というか連れていってくれた)子も「老若男女誰でも楽しめるものを『作ってきた』。小林氏の自分的ランクが上がった」とそんな感じのことを言っていて、僕もその意見に賛成なわけなんですが。
以上、自意識でした。