ファミ通文庫ライトノベルというよりジュブナイルなイメージ。学園もの。「妖怪と人間たちの、ほのぼの不思議な学園物語」。
ライトノベル特有の設定。文体。関西弁。広島弁
微エロというかちょっと昔の少年漫画のような爽やかエロ(「ぬ〜べ」とか「ネギま」ほどあざとくない程度の)とかもあって、けっこう楽しく読みました。

わかんねーわかんねー俺。
わかれわかれ俺。

なんて、こういう地の文が楽しい。ライトノベル以外では怒られそうな感じではあるんですが。
後半ちょっとやり過ぎだったり、キャラが多くてどうも脇の話がおざなりになっていたり、ミステリアスな部分がさほど魅力的には思えなかったりもしたんですが、全体を通してのほのぼの感やごちゃごちゃ感がいいのでまあいいかなと。
あと、こぬりちゃんがとてもかわいかったです。