冒頭のテンションの高さにやや引いてしまったんですが、それ以降はいい感じのハイテンションですらーっと読めました。文章弄りがほんとうまいと思う。「神様家族」では図りながらの弄り方のようだったんですが、今度は読者のほうをあまり見ずに弄ってきた感じで、それが逆に僕としてはけっこうツボにはまりました。
真っ向からのギャルゲー小説と言うか。
内容としては「神様家族」に比べたらやや薄い感じ。でもまあシリーズ物の一巻目なので、今後に期待。
アホ毛をちゃんとしっかりと描写する桑島氏、グッジョブ。
ファブリーズはホロ苦い、と。