こういうのを扱うと、普通暗くなったり妙に説教臭くなったり泣かしにかかったり、そうせざるえなかったりするものだけど。独特の味。どうすりゃこんな風に描けるんだか。真剣白刃取とかバイオリンと陸上の話とか心底すげえと思う。「天才だから!」と非常に頭の悪い発言をしつつ人に勧めたい。漫画読みで良かったと思う。

四コマ漫画です。

おかゆをこよなく愛する女子高生さゆリンと、彼女のシモベ勇太クン(一応はカレシらしい…)がくりひろげる、学園コメディー4コマ!!

感嘆符をつけるほどはテンション高くないですね。
ボケ→ツッコミが大体の笑いの基本だと僕は思ってます。で、その応用。
ボケ→ツッコミ→かぶせとか。さらにかぶせとか。ツッコミにツッコミ。あえてツッコまない。ボケに反応できない。ツッコんどいて照れる。
そういう現実に近い、マンネリを避けるために普段自分らも無意識の内にやっているような応用的な反応を、キャラクターにさせてる。それでグダグダにならずに(良い意味ではグダグダなんだけど)四コマを成立させてるのはなかなかの技だと思う。でもそんなの気にしなくてよいもの。お気楽な空気がいい。

古本屋で見つけた。某サイトの方が推していたので多少気にしてました。
エロ漫画。繊細な絵。なんかもう、きつかった。出来が悪いって意味ではなく。救いのなさ、痛みに途中で本を閉じた。一気には読めなかった。甘詰留太玉置勉強の切ない側と同じ種類のもの。ダメージ。エロ漫画読みで良かったと思うよ。ちくしょう。