新潮文庫。『少年たちの密室』改題。4月26日発売。
えー……。物凄い勢いでいまさら感が漂うんですが、「少年たちの密室」は文庫になってませんでした。何かと勘違いしてました。すみません。ほんと申し訳ないです(私信)。
筆力と構成力。総合的に良いので、何がどういいのか具体的に出てこないのが逆に困る。天然の部分が少ない人だと思う。なのに天然の人の文章を読んだときと似た感触があったりする。筆力、構成力でそこまで持っていっている、ってのは言い過ぎかなぁ。鳥肌が立つ。
誰かに推理小説、ミステリーを貸してくれと言われたら、ともかく僕は古処誠二の小説を貸す。とそんな感じです。