コミックバーズ発売からもう二週間くらい経ってますけどね。
大まかな枠が見えてきた感じ。過去と現在を同時進行で見せていくやり方ですね。じらすんじゃなくて(いやそれもあるんだろうけど)。雑誌で追うより本にまとまってから読んだほうが良いのかもしれない。多少混乱するけどさすがに上手いと思う。ただやっぱりヴェルノとローザのパートはちょっと急いでしまったような。
今回の見所は「目」ですね。ちょっとアレかもしれないけれど、この人のこういうところは好きです。あと黒画面での内容が白く(と言うのも変だが)、白画面での内容が黒い。良い。
主役が沈黙したまま話が進んでます。

まあいまさらですが。簡単に。
「マンホール」……クる。たぶん狙い通り。気持ち悪く仕上げようとして気持ち悪くなってる。
天体戦士サンレッド」……ヴァンプ様がほんと主婦。この漫画で一番の悪役はサンレッドに決まりました。
WORKING!!」……タカナシ君と伊波さんがラブラブです。いいなぁ。
戦線スパイクヒルズ」……ノムラ君はまだ甘々らしい。キクチさんが一番手強そう。
荒川アンダー ザ ブリッジ」……甘酸っぱいんだかどうなんだか。
死がふたりを分かつまで」……ジャンプみたいなマガジンみたいなサンデーみたいな。
すもももももも」……何プレイだこれは。最初の数ページがすべて。
「はるかインフィニティ」……こういうのはもう間に合ってると思うんだが。

そうだなぁと思った。何となく何かが悲しかった。やっぱり古谷実は天才だと、陳腐にもそう思った。