今更ながら。忘れてたわけじゃないんですが。
今回ちょっと児童書っぽくなってるなってのが正直なところ。児童書っぽいのが悪いってことじゃないんだけど(「ガーゴイル」は元々そういう部分もあるし)、でもそれが少し前に出すぎている気がした。
最初の設定からして「いい話」になる予想が立って、それがそのままの「いい話」になった印象。「(予想してはいたけれど)あーもう、これはやられる、ほんとやられる」ってのが僕の中での田口仙年堂で、今回その感触が少ない気がした。でも、この人は常に一定の基準は超えているので、書いたのが田口仙年堂じゃなければってところでしょうか。
小ネタはやはりニヤリとするところを突いてくるなと。おばあちゃんが可愛い。やばい。この人はセリフがほんと上手くて、あーもう、とか思う。ツンデレじいちゃんも、まあベタなんだけど、いい。あと個人的には、梨々の出番が最後だけってのがちと寂しくはあったけれど。


何かアニメ化になるって話で、最近もうほとんどアニメ観なくなったなぁ、でもこれは久しぶりに観るかと思っていたら、プロデューサーがあかほりさとるらしく、なんかさー、いやもうなんかさー。いいけどさー。エンターブレイン