かなり合う。水上悟志の話はかなりツボに来るようです。

状況…
地球の危機を救うべく現われたトカゲの騎士が
  流暢な日本語で説教をはじめた

そういう話です。お姫様、騎士、星を砕くものビスケットハンマー。電波。
基本的にお気楽な感じで、たまにトラウマ的なものが噴き出してくる。いわゆる「世界滅べ」なんですが、たぶん、言われてみて「ああそうか」と気づくくらいにはお気楽。
悪意がどこに潜み、それがどう残るのか。水上悟志は的確な人だと思った。病院から逃げ出すシーンとかほんとうまいなぁと。ちゃんと「それ」を描いている。
キャラクターもいい。どっか歪んでいて、とてもいい。以下、主人公のセリフ。

お前はそこで地球の運命を
  指をくわえて見てるがいい

あーあ こんなに天気はいいのに人類は滅びるのか
  おっと ぼくのおなかもピンチだ コンビニ行こっと

性悪というか、いい性格してるというか。素晴らしい。
あと、うさぎ、くま、ネコ、それからジャミラ、と。