青春エンタ。まさしく青春エンタ。たかだか階段の上り下りに全てをかける。そういうもん。意味のないものに意味を見出す話はやっぱり大好きです。
キャラクターの過去を語り、それを現在につなげる。ままベタな展開なんですが、きっちりこなしてる。うまい。奇抜なものはないんですが、何ていうか、熱い。テンションあがる。
まあいろいろちょっとアレというか恥ずかしい部分がやっぱりあるんですが、それも含めて良しだと思います。三枝が地味に効いてる。こういうキャラ地味に好きだな。

 目の前にずらり並ぶハードルが、ここからだとトンネルのように見える。思わず頬が緩んだ。
 川端さんによると、トンネルを抜けると雪国があるらしい。なら、トンネルを飛び越えるとどこに行けるのだろうか。
 答えは、今から見つける。

僕が言うのは何だかアレな気がしなくもないんですが、この前を向く感じがいい。