面白かったー。めっさどきどきした。
三作ほど読んでみて、それからまだ読んでない作品の内容紹介をざっと読んでみた印象なんですが、この人は「エンターテイメント」にこだわってんだろうなと思った。ジャンルはそれぞれで違うのだけれど、「面白い」を一番上に置いている感じ。そういうスタンスも嵌った理由の一つだと思う。

別の町、別の「ガーゴイル」と相棒「ひかる」の物語。
悪くはないんだけれど、ばたばた暴れているのを追っていくうちに終わってしまった印象。「途中で終わった」感があった。
やや不満。それは書いたのが田口仙年堂だからというのと、『ガーゴイル』本編9、10の出来がすごかったというのもあると思う。田口仙年堂ならもっと、という気持ちがあるなぁ、やっぱり。あとちょっとネタバレかなと思うので白文字にしますが、あのばあちゃんを「悪人じゃない」にしてしまうのはちょっと抵抗があるかな。