この本に収録の作品は、私達ふたりが
同人誌即売会COMITIAにおいて
この5年の間に発表してきたものです。

すごくよかった。これは商業誌じゃないからかもしれない。作者の二人はプロの四コマ漫画家。けっこう有名かもしれない。タイトル通り、自由に、オチをつけようとせずに描いている。ように思えた。重野なおきのほうは、うはー、うわー、いいなーこれ、とかそんな感じでにやにや読めたんだけど、小坂俊史のほうがもう、嫉妬に狂うと言うか、憎しみで人を殺せたらレベルのそれと言うか。うん、まあ、これはあくまで自分にとって。人によって違うかもしれない。不遜なアレだけど「俺はこういうのを書きたいんだよ」っつうことで。電車の中で読んでて、少しの間、動きが止まった。
二人とも言葉の選び方がすごくいいと思った。これはある種、四コマ漫画家独特のものかなぁ。どうだろう。