全然気づいてなかったんです。今日たまたま見たら、うそーんって思ったんです。ホントなんです。
 今日、本を貸した。「すごい面白いから」とか、そんなふうには勧められない。僕自身が強く押されると引いちゃうタイプなので。いい加減何とかしないといけないんだけど、何とかしないと。自信満々で何かをやるのは、疲れるなぁ、と思うわけです。もっとやる気を出さないと、出し過ぎない程度に。酔っ払ってますね、今日も。
 貸したのは「MISSING」(本多孝好)、「六番目の小夜子」(恩田陸)。本多孝好の文章はけして上手いわけではないとは思う。でもうら若き女性の心をガシッと掴んでいるわけです。その理由とか、ホントのところはよくわからない。出てくるキャラクター達が、必死、淡々としていながら必死、だから? もうみんな疲れきっているわけです、彼らは。本多孝好の書く人達は。それでも、どこか冷めたようなスタンスでいながら、そうと見せないように何とかしようとしている。優しいんだけど、優しくないんだけど。どうしようもないんだけど、どうにかしようとしているんだけど。はい、酔っ払ってます。ここはまあ、そんな恥ずかしい感じでやっていくのかもしれません。恩田陸はまた今度に。
 ハンター×ハンターの絵は夏コミが終わるまではあんな感じなわけですね。