米澤穂信についてつらつらと。 物語で、脇役に惹かれる。それには自己投影があるかもしれない。というか、あるだろう。僕が米澤穂信を好きな理由ってのはそこら辺じゃないかなと。 米澤穂信は常に傍観者を描いていると思う。主役、探偵役であっても傍観者で…
『吉永さん家のガーゴイル9』(田口仙年堂) 一九四五年の日本が舞台。戦時中。少しびくびくしながら読んだ。 そのびくびくは、「ガーゴイル」が重くて暗いものになってしまっているんじゃないかと思ったからで、暗い「ガーゴイル」は「ガーゴイル」じゃな…
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