• ふらせら

何となく電撃コミックガオを立ち読みしたら、最終回でした。あー。
まあゲーム主体のものだから、そのゲームがはじけないと終わるよなぁ確かに、と思いはしましたが。絵的に微妙に流行とずれてるからオタ人気はしないだろうし、派手でもないし、玄人受けもないだろうし、残る理由はなかったわけですが。
歴史に残るようなものではないのだろうけど、いい漫画でした。
笑いがあって、葛藤があって。同じことを望んでいてもそれぞれの意志があって、すれ違って、それでも何とか暮らしていって、とか、あー、ちょっと大袈裟な言い方になってしまったんですがそんな感じのものです。
無理に感動させようとせずに、最後までふらせら的だったんで、これはこれで良かったのかもしれませんが。
この「ふらせら」と、「ラ クィンタ カーメラ」(オノ・ナツメ)が今年上半期の収穫でした。